2007年06月30日

探し物

夕日200705.jpg

旅に出る前は青い空にあこがれ、
旅先では夕日に帰る場所を想う。
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2007年06月24日

百代の過客

百代の過客.jpg

日記的な、それでいてコミュニケーションもはかれるWebサイトとして発展したブログ。今や世界的に珍しいものではなくなっている。

(ブログとはまた別物と考えるべきだろうが、)
歴史的に見ると日本人ほど、日記というものを優れた文学として残している民族はいない。・・・ということを、実に詳しく海外へ紹介している本がある。
ドナルド・キーン氏による「百代の過客」。
時を越え、日本人の心情を文学的に伝える日記の数々。それらについて解き明かしている。
少し調べたいことがあって改めて読み返していてやはり思うが、こういう外国人の先生がいるということに、日本人としての誇りまで教えられてしまう日本人のわたしだということに苦笑してしまう。

それはさておき、文学でも絵画でもデザインでも、残されて伝えられてきたものを丁寧に読み解いていくと、時を旅するような楽しみを感じられる。
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2007年06月23日

Identity

昨年、コクヨがアクタスを子会社化することについて、記事に取り上げさせていただいたことがある。
昨今は、M&Aといった言葉もすっかり一般に浸透してしまうくらい、合併や買収が珍しくなくなった。三角合併の解禁による、外資参入を危惧しての合併なども多くなるのかもしれない。

合併について、批判的なわけではない。
それが必要であった場合、あるいはその方が良い場合、前向きに取り組むしかないのだと思う。
コクヨとアクタスの時にも思ったが、両者がそれぞれの良さを理解しあい、手をたずさえて発展できればと願う。

ただ、あまりにも多くなった合併に、関係ない位置にいながらも違和感を感じることもよくあることとなった。
例えば、川島織物の絨毯を、たまたま取り引きの多かったセルコンから取り寄せたりなどがあると、川島織物の工場見学をした時のことなどが頭をよぎり、それぞれの違いをやはり感じてしまったりする。
両社の発展であればそれでいいことなのだが、なぜか個人的には感傷的な気分が沸きあがってくる。

その企業が、はじめて"こうしていこう"、"こういうものを作りたい"と掲げた時の、その思いに集まった人の思いの塊は、どこでどう変化していくのだろう。
ものづくりの信念は、株式の計算で出せる答えではないはずだし、けれど先へ進むための掛け算・割り算に賢くなければ生き残れない・・・、そうやって変化を取り入れていくしかないのだろうか。

この問題は人の生き方の選択にまでつながって、しっかりとした立ち位置を、目を凝らして見極めることも突きつけられていくように感じる。
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2007年06月17日

外部と接する地下

外部と接する地下1.jpg

外部と接する地下2.jpg外の空気、光、風、雨、天気の変化、季節の移り変わり、ごく普通に存在している空気。

それらが遮断されたところから見てみると、求めたくなる光の存在がとても美しいと感じられるように思います。



大型商業施設のモールなど、天候に左右されることがネックになることを考慮せざるを得ないものですが、雨風をしのぎ、空調管理がなされ、それでもトップライト(天窓)がとてもうまくなされているところだと、なんだかとても気持ちよく思えることも外せない要素にもなってくるかもしれませんね。
まだ、そういう点ではあまりうまくないなぁと思うモールが多いですから。
posted by Rin at 12:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 街角・風景 等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

デジタル変換

UA-1EX.jpg

ちょっと音楽なお話。

世の中にCDが出回ってからの長年、カセットテープに貯めてきた音楽を、さてどうしていこうかと思案しつつ、カセットはカセットで大事にしてきていました。
1本のカセットテープに、自分のお気に入りの曲ばかり集めたベスト・アルバムみたいなものをたくさーん作っていましたので、それはその頃の思い出も重なってくる音楽だったりで、アナログな音をアナログなまま大切にもしていました。(レコードも、これまた、別格で大切にしていたりするかもしれません。)

で・・・、ここにきて、今頃とは遅いなと思われるかもしれませんが、そのカセットの音をデジタル化することも本格的にやっておこう!と。
自宅のパソコン環境が、ここ1年くらいでそれに十分対応しきれるようになったというのもあります。(Windows利用者にとっては、今、過渡期じゃないかな。メモリーやらをハイスペックにしたXPは、使い勝手が旬な時期でもあるかも。)
そして買ったのが、写真のUSBオーディオ・インターフェース「UA-1EX」です。ローランドから出ています。
環境が整うと同時に、MP3プレーヤーで思い出の音楽を楽しみたいなと思う気持ちの度合いが強くなってきて、けれどまた改めてCDからMP3化するのもな・・・と思ったら、コレを使うことに辿り着いたというわけです。

なかなかの優れものです。もし、同じようにこれからカセットテープやレコードの音をデジタル化しようと考えている方や、ギターなどのご自分の演奏を手軽にデータとして保存しておきたいとか考えている方で、多少、音楽にこだわる方がいらしたらお勧めです。1万円ほどしますが、それなりのことが確実にできます。
いろんな方法を比較検討しましたけれど、ついてくるソフトが優れもので、WAVEからMP3に変換しなくてもダイレクトにMP3にできますし、音の波形を簡単に編集できてしまいます。例えば、曲の最後をフェードアウトさせたいものなんかも簡単に編集できちゃう。
肝心の音質ですが、CDをMP3にした時のようなクリアさはありませんが、カセットテープ側の痛みさえなければ、カセットテープを聴いていた時の音質からは、ほとんど遜色なく(デジタル化する時点で、当然アナログの音域より狭まるわけですが、)MP3プレーヤーでも楽しめる音質です。

時間のある時に、ちょっとづつ変換しておこうかなと。あと、そのうちお手軽価格の電子ピアノを買って(アップライトのピアノはあるのですが、)夜でも趣味としてのピアノを復活できるようにしようかな・・・とも考えたりなので、演奏を編集することなんかも考えてみたりしながらの作業は楽しいものです。


あっ、全くの余談ですが、写真に写っているデスク、このブログとかもその上で書いていたりするデスクですが、小学校1年生から使い続けている「くろがねの学習机」だったりです。
今でも十分、現役でがんばってくれています。
posted by Rin at 21:47| Comment(4) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

未来のために

日本のファッション、モードの世界を牽引されてこられた三宅一生氏。
東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTの企画・運営を財団法人三宅一生デザイン文化財団が担当するなどでも、ファッション界のリーダーとしてだけではないメディアへの発信をされるようになってこられているように思います。
デザイン界全体を見渡された、そんな取り組みがこれからますます増えていかれるのかもしれません。
グラフィックを専門とされるデザイナーにショップデザインを依頼されたり、プロダクトを専門とされるデザイナーと共に新たなイッセイミアケのプロダクトブランドを創られたり、自らの仕事との関わりにおいても、意識的に分野の壁を越えて創作していくという、人の活用を試みておられるようにも思います。

その試みには、日本のファッションブランドを取り巻く環境の変化への、試行錯誤もあるのかもしれません。パリコレなどに展開されるモード系に対し、東京ガールズコレクションなどのリアルクローズのファッションフェスタの台頭。これが一過性のものではなく今後の日本のファッション界の命運を握るものとなるのかは、まだ見えてこないように感じますが、その影響も少なからずあるようにも思います。流行と需要の波や繰り返しの多いファッションの世界は、変化というものにより敏感なのかもしれません。

変化への対応が試される世情。
そんな時代の流れを、重鎮世代の方が乗り越えていくための試みをされていく。それは若い世代へとこれからの時代が引き継がれていくためにも、とても重要なことでもあるように思います。21_21 DESIGN SIGHTを今後どう展開されていられるかということにも、繋がっていくのかもしれません。

ELTTOB_TEP.jpg

写真は、大阪の心斎橋・南船場に4月20日オープンした三宅一生氏プロデュースのショップ「ELTTOB TEP」です。入口に置かれたショップロゴ入りの三輪車が印象的です。ショップデザインをグラフィックデザイナーである佐藤 卓氏が手がけられています。内装の様子は公式HPに詳しく出ていますので、そちらをご覧ください。
(→http://www.isseymiyake.co.jp/ELTTOB_TEP/space/
佐藤 卓氏といえば、21_21のロゴを手がけられていますね。今年秋から冬に行われる21_21の企画展も、佐藤氏のディレクションで行われます。
余談ですが、元々、グラフィックを専門とされてこられ、そこからアートディレクターとして分野を超えて発想の世界を広げられて成功される方、他の分野以上に多いように思います。
3次元での物質的・技術的情報や知識に縛られない発想を、2次元上の3次元が可能にしてしまうのかもしれません。
アートディレクターという分野、あらゆる分野で活躍が期待されるところかもしれませんが、21_21などの企画展においても、他者をディレクションしコンセプト通りの展覧の意味をまとめ上げるために、その経験が活かされることも期待されるところです。


3日の日曜日にNHK教育TVで放送されていた特番の最後にあった、三宅一生氏の“未来のデザイン”へ向けた思い。

『私たちは、単に産業のためだけにデザインを考えてはならない。人間が今、いかに生きるべきかという根源の問いを、デザインで考えることが重要だ。』

とても意義深く、意味深いメッセージだと思います。
posted by Rin at 23:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 物販>ファッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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