2007年02月10日

先見の明

最近、このブログで取り上げたことが、後で各種新聞の特集ネタになっているようなことも見かける。
デザイン関係者の方が書いておられるものは、けっこういつも目を通しているが、このブログに限らず、ブログが先に情報や考え方を提供していて、新聞・雑誌が後追いになっているようなこと、よく見かけるように思う。
以前、“デザインを語ると社会も動く(かも?!)”という記事を書かせていただいたことがあるが、編集者の方々などがネット上でネタ探しをしている姿が、かなりリアルに思い浮かべられる今日この頃かもしれない。

ところで、今月15日に創刊されるイギリスの雑誌『Monocle』で、サッカー元日本代表の中田英寿氏が編集者として編集会議に出席しているそうだ。
『Monocle』の編集長は、英デザイン誌「Wall Paper」の創始者としても知られるタイラー・ブリュレ氏とのこと。ブリュレ氏と言えば、日本の文具業界力結集の文具、Craft Design Technologyを仕掛けるお一人でもある。日本に対する造詣が深い方でもあり、創刊号では日本やアジアの特集記事が予定されていたり、日本人の漫画家による漫画の連載もあるようだ。ごく普通の雑誌編集での視点とは異なる新たな視点が、中田氏などの起用によって開かれるのかもしれない。そこには、実際に様々な場所において経験してきたこと、見てきたものからわかることが存在するのではないだろうか。

情報はぐるぐる巡り共有化され、焼き直しされ、そうしてこのようなブログも成り立っているのだが、それにしても、日本をなぜか日本のデザイン界以上に海外でお先に高評価なんてことや、ネットの方が視点が新鮮なんてことでは、もう終わらせない時代になってほしい。
実際の経験と身近な観察あってこそ、先見の明も生まれるというものだ。
posted by Rin at 09:41| Comment(2) | TrackBack(0) | デザイン全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
創り出す。見つけ出す。って事は簡単には行かないですよね!
沢山の汗の上に「先見の明」もある気が致します。
Posted by raku at 2007年02月10日 23:31
raku様

コメントありがとうございます。

沢山の汗の上に・・・、ほんと、そう思います。

ネットで情報を探し出せる、見極められる、
それもひとつのわざだとは思いますが、下地
となる経験なしには語れないことは沢山ある
と思うのです。

実際に見てみること、その大切さを最近よく
感じます。
Posted by Rin at 2007年02月12日 19:49
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。