
ちょっと音楽なお話。
世の中にCDが出回ってからの長年、カセットテープに貯めてきた音楽を、さてどうしていこうかと思案しつつ、カセットはカセットで大事にしてきていました。
1本のカセットテープに、自分のお気に入りの曲ばかり集めたベスト・アルバムみたいなものをたくさーん作っていましたので、それはその頃の思い出も重なってくる音楽だったりで、アナログな音をアナログなまま大切にもしていました。(レコードも、これまた、別格で大切にしていたりするかもしれません。)
で・・・、ここにきて、今頃とは遅いなと思われるかもしれませんが、そのカセットの音をデジタル化することも本格的にやっておこう!と。
自宅のパソコン環境が、ここ1年くらいでそれに十分対応しきれるようになったというのもあります。(Windows利用者にとっては、今、過渡期じゃないかな。メモリーやらをハイスペックにしたXPは、使い勝手が旬な時期でもあるかも。)
そして買ったのが、写真のUSBオーディオ・インターフェース「UA-1EX」です。ローランドから出ています。
環境が整うと同時に、MP3プレーヤーで思い出の音楽を楽しみたいなと思う気持ちの度合いが強くなってきて、けれどまた改めてCDからMP3化するのもな・・・と思ったら、コレを使うことに辿り着いたというわけです。
なかなかの優れものです。もし、同じようにこれからカセットテープやレコードの音をデジタル化しようと考えている方や、ギターなどのご自分の演奏を手軽にデータとして保存しておきたいとか考えている方で、多少、音楽にこだわる方がいらしたらお勧めです。1万円ほどしますが、それなりのことが確実にできます。
いろんな方法を比較検討しましたけれど、ついてくるソフトが優れもので、WAVEからMP3に変換しなくてもダイレクトにMP3にできますし、音の波形を簡単に編集できてしまいます。例えば、曲の最後をフェードアウトさせたいものなんかも簡単に編集できちゃう。
肝心の音質ですが、CDをMP3にした時のようなクリアさはありませんが、カセットテープ側の痛みさえなければ、カセットテープを聴いていた時の音質からは、ほとんど遜色なく(デジタル化する時点で、当然アナログの音域より狭まるわけですが、)MP3プレーヤーでも楽しめる音質です。
時間のある時に、ちょっとづつ変換しておこうかなと。あと、そのうちお手軽価格の電子ピアノを買って(アップライトのピアノはあるのですが、)夜でも趣味としてのピアノを復活できるようにしようかな・・・とも考えたりなので、演奏を編集することなんかも考えてみたりしながらの作業は楽しいものです。
あっ、全くの余談ですが、写真に写っているデスク、このブログとかもその上で書いていたりするデスクですが、小学校1年生から使い続けている「くろがねの学習机」だったりです。
今でも十分、現役でがんばってくれています。
【関連する記事】
テープはテープのままで放置していましたが、参考にさせていただきます。
それにしても小学生の頃の学習机を綺麗にまだお使いとは、さすが物を大切にされますね。
この変換機、ミュージックスクールなどでも
紹介されているようで、その道への勉強にも
使われているようです。
ソフトだけでそれなりの価格してしまうもの
をセットにしているところに価値があります。
くろがねのデスクは、長持ちしております。
見た目デザイン的にはさておき、きれいに
長持ちするだけのことある頑丈さです。
ここまで来ると、もう思い入れもいろいろ強く
て買い替えられなかったりです。(苦笑)
音楽ネタには、つい反応してしまいます。
確かに将来的にカセットテープの音源を
保存、ならびに再生するには持ってこいですね。
かろうじて、まだカセットテープ対応の
プレイヤーは販売しているものの、
数は相当減ってますし、そのうち無くなることは
必死でしょうね。
過去にオープンリールと言う、カセットテープの
大型版が主流であった時代のテープも
実は持ってたりするのですが、今ではそれを
再生する手法がなく、物置に眠ってます。
最近はアナログの音源も見直されてたりしますが、
時代の流れには逆らえないでしょうね。
私の部屋にも300を超えるカセットテープと
おそらく200近いCDとが、今でも幅を利かせてます。
300を超えるカセットテープには負けますが、
やっぱり同世代・・・。その状況が手に取るよう
にわかってしまいます。(笑)
そういう方にも、お勧めですよ。
再生できなくなるのは悲しいし、CDで買い
なおすこともできないようなのもあったり
ですし。
カセットデッキの音質も、少々昔の重厚な
プレーヤーの方が良かったりしますし、
そういうものが健在なうちに、お試しあれ
です。