この「栗建ビル」1・2Fだが、来年2006年春に『kNot』という新たなランドマークとして、生まれ変わるそうだ。
そしてその計画模型も、イベント会場入口入ってすぐ横に展示されていた。

大阪デザイナーズウィークのイベント会場として「栗建ビル」が使用された理由は、この『kNot』のオープンに先駆けての、一般へのPRのためのものでもあったようである。
『kNot』とは、結び目、人の群れを意味するそうで、東西南北の街を結ぶ中心として街と人を結ぶ、これまでのファッションビルとは違う斬新さを主張する“Not”というコンセプトを表しているとのこと。
南堀江という、1990年代後半あたりより、ストリート感覚的にこだわりあるデザインされたショップが増え進化し続けている立地にあって、さらにその求心的な位置づけに持っていこうという計画のようだ。
そして、2006年のオープンへ向けての‘解体中の現場’であるということを、大阪デザイナーズウィークのイベント会場としても観せる場にするため、会場中心吹き抜け部分に、現場足場用階段をオブジェのように設置していた。(この階段からは、上り下りできない旨も表示されていた。)


南堀江にあるこのイベント会場「栗建ビル」は、堀江公園のすぐ近くでもあり、雑誌「Meets Regional」の別冊で過去2回、インテリアデザイナー間宮吉彦氏 設計の店が特集されていた中などにも、掲載されているショップも多い。
その中でも堀江公園すぐ前の角地にある間宮氏設計の「ミュゼ大阪」は、そのオープン(1998年)以来、南堀江の進化の方向づけをなしてきた核とも言えるカフェレストランである。
大阪デザイナーズウィークも残り2日。イベントに訪れがてらこの周辺を散策し、そんなお店でお茶やお食事というのも、なかなかお勧めである。
ミュゼ大阪
【住所】大阪市西区南堀江1-21-7
【TEL】06-4391-3030
【営業時間】cafe:AM11:30〜AM2:00(日曜は AM0:00まで)
salon:PM7:00〜AM2:00(日曜は AM0:00まで)


追記(2005.10.10):『kNot』も、間宮吉彦氏のデザインである。

Rinさんのサイトにリンクさせていただいてもいいですか?よろしくお願いします!周りの友人にも教えてあげたいサイトだなと思いました。
こんばんは!
コメント、ありがとうございます。(^^)
そんな風に言っていただけて、とても恐縮で・・・、ありがとうございます!
リンク、大歓迎です(^^)
Shihoさんのash-argentでの素敵な写真やデザイン、わたしもとても楽しみに拝見しています。
こちらこそ、今後ともよろしくお願い申し上げます。
(恥ずかしくないよう、がんばって勉強しながら書かないと・・・です(汗))