広い会場内を区切って、一塊で行われていたおかげで廻りやすかったのだが、それでもフォーラムも拝聴して展示を一通り観て廻ろうとすると、わたしのペースでは一日で廻りきることができず、二日にまたいでぐるぐる会場内を廻っていた。
まず、最初に拝見して廻ったのは、「100% Design Tokyo」。元々、コンテンポラリー・インテリアデザインの国際見本市である100% Designは、1995年にロンドンのキングス・ロード沿いに設営された小さなテントからスタートしたもので、それが今はイギリスで最も有名な現代インテリアデザインの見本市に発展してきたのだそうだ。その100%Designのコンセプトを基に、本物のデザイン見本市を日本で初開催しようということで、今回デザイン・アソシエーションとイギリスのリード・エグジビションズ(現在のイギリスでの100% Design主催運営先)との共同での、「100% Design Tokyo」の開催に至ったということ。
そういった話題性と企業と個人両方による出展ブースの数の多さなどもあって、わたしの訪れた時も大盛況で、人込みと熱気の中を掻き分けて廻ってきた。〈その1〉の記事でご紹介した、「Casa BRUTUS Cafe@SELAN」のグラスをデザインされた森田恭通氏が、こちら「100% Design Tokyo」の会場では、CAFE「DEAN & DELUCA」もデザインされており、そのCAFEも常に満員の状態であった。
中の様子や作品をできれば写真に納めて、ここでご紹介したかったのだが、会場内は撮影禁止ということで、これが非常に残念だった。(プレス関係者になりたい!と、この時は本当に思ってしまった。)各出展ブースの詳細は、デザインアソシエーションの公式サイト内に参加一覧と会場図のPDFデータが掲載されているので、ご興味ある方はそちらでどんなところが出ていたかを確認できる。
「コンテナ展」・「とっておき展」は、今年は「企業ブランディング」をテーマとして、様々な企業がコーポレートや商品ブランドを、四角い貨物用コンテナの中に表現していた。伊東豊雄建築設計事務所×デザインアソシエーションによるの‘四角くないコンテナ’のアルミコンテナもあり、四角いコンテナの並ぶ中で綺麗な曲線が目立っていた。アルミの細長い押出し材を組み合わせて、ワイヤーで緊張されることによって繋ぎ合わせた構造だそうだ。

その他、一般投票によって「Tokyo Design Premio コンテナ賞」を受賞した、潟c潟cg×冨樫俊彦氏による‘住空間をとおして人と色彩の関係を追及する’というテーマのコンテナや、且實ェ精工×間宮吉彦氏による、入口でICカードが渡され‘あなたの体重を500円硬貨でお金に換算するといくらか’といった4種の体験を楽しんでもらおうといったコンテナなど、それぞれの企業・団体が工夫を凝らしての展示となっていた。
また今回は、‘Lohas(無理なく健康と環境を考えた、持続可能なライフスタイルを実現すること)’をテーマにした企業のコンテナを「ロハス コンテナ村」として集め、J-WAVE×ソトコトのコンテナでは、風車を設置してグリーン電力をデモンストレーションしていた。コンテナ展の参加一覧は、こちら。
さて、この後11月4日はフォーラムを拝聴したのだが、それは次の記事<その3>で書かせていただこうと思う。
そして翌日5日に観て廻ったのが、「学生展」である。
この「学生展」は、京都デザイナーズウィークでも展示されていたのだが、京都は近くでありながら観にいくことができなかったので、今回を楽しみにしていた。エコをテーマとしたストリートファニチャーを、学生さん達がそれぞれのコンセプトを考え、様々な想い入れをもって表現。54区画各大学・専門学校別で展示されていた。
たまたまわたしが通りかかった時に居合わせてくれて、それぞれの作品を制作されたご本人のお話も聞くことができたものもあり、その時作品と一緒に写真も撮らせていただいたりしたので、少しだけなのだがせっかくなので、ここに掲載させていただくことにした。(多少の心配もあるため、他写真同様に解像度の高くない状態で、お名前はなしでご紹介する。)みなさん、とても素敵な笑顔にキラキラと輝いていた。<ありがとうございました!>
ベンチを公園のように見立て緑を植え楽しめるようにしたもの、廃材となるタイヤを椅子へと変身させたもの、万華鏡のようなイメージの花びらをきれいに型抜きして椅子にしたもの、短くなった鉛筆の芯を抜いたものを綺麗に並べ固め椅子にしたもの、廃材を集成材に変化させ寄りかかれるパーティションにしたもの、2枚の鉄板のきれいなアールで人という文字を思わせるよう表現したもの、コケの生命力をそのままベンチにしたもの、等々、それぞれが一生懸命考えられた作品について、楽しそうに語ってくれる様子がとても眩しく、ほんの短い時間だったこの時間帯が、とても貴重な空気に触れることができた素敵な時間であったと感じている。
あと、拝聴したフォーラムの中でも少し話題になった、竹を使った作品もほんの一部分だが、撮らせていただいたものを掲載させていただく。

さらに、実は精華人(某大学の学生とOBの呼び名。だがわたしは、デザイン関連の仕事をしているが人文系出身で、デザインについてはそういった仕事をし始めてからの独学というか・・・自己流というか・・・だったりする。)なわたしとしては、そこからの出展も拝見したかったひとつだった。そこで、その中からも2作品(全部掲載したいところなのだが)載せさせていただく。

ここでご紹介した作品は、本当に一部分で、他にもたくさんの優れた作品があったことは言うまでもない。賞を受賞された作品などは、「東京デザイナーズウィークBLOG」などで大きく掲載されている。(上に載せさせていただいた中にも、100% Design賞を受賞された方のもある。)また賞などの受賞はなくとも、ここで作品を展示されるまでにがんばった全ての学生さん達のエネルギーと、それぞれの作品への想いに敬意を表したいし、これからのご活躍を応援したいと心から思う。
【イベント・セミナー 等>2005の最新記事】








いい運動になったよ〜。
ひとまとめになってたので見やすかったですね。
こんばんは。
それは、お疲れ様でした!(^^)
でもきっと、まわって観てこられたことが、
どこかで役立ちますよ。
はじめまして。
TBとコメント、ありがとうございます。
そんな風に言っていただけて恐縮です。ありがとうございます。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。m(__)m
はじめまして。
TBとコメント、ありがとうございます。
>ひとまとめになってたので見やすかったですね。
そうですね。(^^)
関西より伺ったわたしなど、メイン会場でのイベントが全てばらばらの場所で行われていたら、たぶんほとんど観て廻れなかったかもしれません。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。