2006年05月15日

岡本太郎記念館

岡本太郎記念館1.jpg

岡本太郎氏が亡くなられて、今年で10年の歳月が流れます。表参道を訪れた折に、岡本太郎記念館も訪れてきました。

南青山に建つこの記念館は、元々は、岡本太郎氏の自邸兼アトリエです。1954年に建てられた、岡本太郎氏の友人でもあった坂倉準三氏設計による建築に、既存棟(本館)の改装と新館を増築し、1998年3月に公開されたものです。公開された時の館長は、氏を秘書として長年支え、その後養女となった岡本敏子さんでした。敏子さんも昨年2005年、永眠されました。

岡本太郎記念館2.jpg

記念館の中、壁面に飾られた岡本太郎氏と敏子さんのフォトグラフが、とても印象的です。そこに時の流れを超えた愛情のようなものが、今もまだ漂っているような、そんな切なさを感じました。それが、岡本太郎氏の、内からほとばしるような情熱のエネルギーが宿った作品の数々とひとつになって、この記念館の空気をも、かたちつくっているかのようでした。その空気感に、わたしは切なさと美しさを感じました。

この記念館には開館以来、20万人を超す人々が訪れているそうです。館内での写真撮影も模写も自由ということで、その時も訪れていた方々は皆、それぞれの作品を写真に納めておられました。彫刻は触ってもよいということでしたが、作品にいたずらをされるようなことは、今までなかったそうです。この記念館に漂う空気感が、そうであるようにしているのかもしれません。
訪れる人は年々増えているそうで、若いアーティスト志望の人も多いそうです。

この世を去られて10年という歳月を経てもなお、情熱という“生”のエネルギーと人としての歩みを感じ取ることができる空間、その中で、人と人とのつながり、愛情、そんな温かなものがたくさん心に響いてきたのでした。

岡本太郎記念館
【住所】東京都港区南青山6-1-19
【TEL】03-3406-0801

岡本太郎記念館6.jpg左写真のように、『大阪から発信する』でも以前記事にさせていただいた、今はなき大阪近鉄バッファローズのシンボルだった猛牛マークが入った野球帽なども展示されていました。

岡本太郎記念館4.jpg 岡本太郎記念館3.jpg 岡本太郎記念館5.jpg 岡本太郎記念館7.jpg
posted by Rin at 00:01| Comment(0) | TrackBack(1) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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