2007年06月09日

未来のために

日本のファッション、モードの世界を牽引されてこられた三宅一生氏。
東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTの企画・運営を財団法人三宅一生デザイン文化財団が担当するなどでも、ファッション界のリーダーとしてだけではないメディアへの発信をされるようになってこられているように思います。
デザイン界全体を見渡された、そんな取り組みがこれからますます増えていかれるのかもしれません。
グラフィックを専門とされるデザイナーにショップデザインを依頼されたり、プロダクトを専門とされるデザイナーと共に新たなイッセイミアケのプロダクトブランドを創られたり、自らの仕事との関わりにおいても、意識的に分野の壁を越えて創作していくという、人の活用を試みておられるようにも思います。

その試みには、日本のファッションブランドを取り巻く環境の変化への、試行錯誤もあるのかもしれません。パリコレなどに展開されるモード系に対し、東京ガールズコレクションなどのリアルクローズのファッションフェスタの台頭。これが一過性のものではなく今後の日本のファッション界の命運を握るものとなるのかは、まだ見えてこないように感じますが、その影響も少なからずあるようにも思います。流行と需要の波や繰り返しの多いファッションの世界は、変化というものにより敏感なのかもしれません。

変化への対応が試される世情。
そんな時代の流れを、重鎮世代の方が乗り越えていくための試みをされていく。それは若い世代へとこれからの時代が引き継がれていくためにも、とても重要なことでもあるように思います。21_21 DESIGN SIGHTを今後どう展開されていられるかということにも、繋がっていくのかもしれません。

ELTTOB_TEP.jpg

写真は、大阪の心斎橋・南船場に4月20日オープンした三宅一生氏プロデュースのショップ「ELTTOB TEP」です。入口に置かれたショップロゴ入りの三輪車が印象的です。ショップデザインをグラフィックデザイナーである佐藤 卓氏が手がけられています。内装の様子は公式HPに詳しく出ていますので、そちらをご覧ください。
(→http://www.isseymiyake.co.jp/ELTTOB_TEP/space/
佐藤 卓氏といえば、21_21のロゴを手がけられていますね。今年秋から冬に行われる21_21の企画展も、佐藤氏のディレクションで行われます。
余談ですが、元々、グラフィックを専門とされてこられ、そこからアートディレクターとして分野を超えて発想の世界を広げられて成功される方、他の分野以上に多いように思います。
3次元での物質的・技術的情報や知識に縛られない発想を、2次元上の3次元が可能にしてしまうのかもしれません。
アートディレクターという分野、あらゆる分野で活躍が期待されるところかもしれませんが、21_21などの企画展においても、他者をディレクションしコンセプト通りの展覧の意味をまとめ上げるために、その経験が活かされることも期待されるところです。


3日の日曜日にNHK教育TVで放送されていた特番の最後にあった、三宅一生氏の“未来のデザイン”へ向けた思い。

『私たちは、単に産業のためだけにデザインを考えてはならない。人間が今、いかに生きるべきかという根源の問いを、デザインで考えることが重要だ。』

とても意義深く、意味深いメッセージだと思います。
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2006年05月28日

COMME des GARCONS

COMMEdesGARCONS青山店1.jpg

COMMEdesGARCONS青山店2.jpg南青山を訪れて通りを散策していると、必ず目が惹きつけられるお店があります。COMME des GARCONSの青山店です。
現在のショップデザインは、1999年4月にリニューアルオープンされた時からのもの。未だに、いつ見ても新鮮さを感じられるものです。
それまでも、それからも、COMME des GARCONSのショップデザインは変化し続けています。ショップデザインのコンセプトも、デザイナーの川久保 玲氏が提案し続けておられる。変化し続けるものと変わらないものを、分けて考えておられるような気もします。

COMMEdesGARCONS神戸店1.jpg

そして今年3月、神戸店がオープンしています。大丸神戸店の旧居留地38番館という別館的な場所にあります。圧倒されるような斬新さを放つショップです。
「THE WORLD OF INTERIORS」というイギリスのインテリア雑誌に掲載された写真を引き伸ばして壁紙とされたそうで、それが壁一面を演出しています。イタリアやインド、トルコといった国々の宮廷や豪邸のインテリア写真。それが雑誌を飛び出し等身大で壁面に出現し、どこかの宮殿に迷い込んだような錯覚さえ生まれる空間。
素材も内容も、路面店ではない百貨店の、しかも神戸旧居留地という立地の中で別館として確立している場所であるからこそ、この斬新さが活きているようにも思います。
訪れて見て、なんとも快活な笑みがこぼれてしまうような、そんな感覚がありました。川久保氏が笑顔で“どう?すごいでしょ”と、ささやいておられるような、そんなご様子が浮かんでくるような気がしました。
ファッションによって“人”をトータルしてデザインする世界。小さな部分から全体を捉え、自由に変化させることもできるデザイン感覚。それがそれぞれのお店に、活き活きとした息吹を吹き込んでいるのかもしれません。

常に胸をはって一歩先を歩く、そんなデザイナーの清々しいエネルギーが、ショップの中、隅々に駆け巡っているようです。

COMMEdesGARCONS神戸店2.jpg COMMEdesGARCONS神戸店3.jpg
<お店の入口までの導入部分でも“宮殿”。上左写真、突きあたり、階段がさらに続いているように見えますが、これも壁紙。階段両サイドなど、壁紙をすべてにべったり貼ってしまうと圧迫感が強くなるところを、途中、ミラー素材のものも入れ、うまく開放しています。>

青山店
【住所】東京都港区南青山5-2-1
【TEL】03-3406-3951

神戸店
【住所】兵庫県神戸市中央区明石町40番地
大丸神戸店 旧居留地38番館2F
【TEL】078-322-3795
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2005年10月01日

ルイ・ヴィトン 京都大丸店

続けて記事にしてきたルイ・ヴィトン、今回最後(4店舗目)のご紹介は「京都大丸店」。

【住所】京都府京都市下京区四条通高倉西入ル立売西町82 恒和ビル1F
【TEL】075-211-8111 (代表)
【営業時間】AM11:00〜PM8:00

【開店】2004.12.01 <内外装 全面改装>
【経営者】LVJグループ梶@ルイ・ヴィトン ジャパン カンパニー 泰 郷次郎
【設計】外装:永山祐子建築設計
 内装:ルイ・ヴィトン マルティエ アーキテクチャー・デパートメント
エイチアンドエイ
【協力】照明:ジョージ セクストン アソシエイツ
【施工】外装:竹中工務店  内装:大丸装工
[商店建築 2005.02掲載]

【関連HP】http://www.vuitton.com/

京都では初の路面店であり、京都高島屋店に次ぐ2店舗目となる。大丸店は高島屋店より店舗面積が約2倍と広く(409.75u)、続製品やアクセサリーに加え、宝石や時計類も京都初登場で取り扱う。大丸とは四条通を挟んで向かいに立地する りそな銀行京都支店が2003年11月に撤退したため、大丸が周辺の賑わい創出を目的に借り受け、そこに2000年まで大丸京都店の中に入っていたルイ・ヴィトンを再出店させた。

ルイ・ヴィトンが古いトランクに使用していた“レイエ”というストライプパターンと、京都の縦格子、この重なる2つのイメージから縦ストライプをファサードのパターンとして採用したという。ファサードがアーケードによって上下に分断されてしまうため、それに対応する形で、近景と遠景で印象が異なって見えるように形状・素材が決められたそうだ。縦ストライプは、偏光板によって生み出される影で、それを‘黒い縦格子’に見立て構成されている。見る位置によって変化をもたらす質感も厚みもない‘黒い縦格子’。夜にその姿ははっきりと現れる。永山祐子氏いわく、“物質(モノ)としてではなく、事象(コト)としてのファサード”とのこと。
道行く人に京都の幽玄の世界を思わせているかもしれない。

ルイヴィトン-京都大丸1.jpg ルイヴィトン-京都大丸2.jpg
<夜の写真を撮れていない。残念!>

今回記事にした4店舗はすべて路面店で、どの店舗もまず、そのファーサードから懲り方が一味違う。さすが、海外ファッションブランド日本法人の申告所得額、12年連続でトップの貫禄である。
これからも、また新店情報などあれば、訪れて記事にしたいと思う。
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2005年09月30日

ルイ・ヴィトン 大阪ヒルトンプラザ店

引き続きの3店舗目記事、「大阪ヒルトンプラザ店」。

【住所】大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザ ウエスト
【TEL】03-3478-2100(カスタマーサービスセンター)
【営業時間】AM11:00〜PM8:00

【開店】2004.10.05 <移転 新築>
【経営者】LVJグループ梶@ルイ・ヴィトン ジャパン カンパニー 泰 郷次郎
【設計】外装:乾 久美子建築設計事務所
 内装:ルイ・ヴィトン マルティエ アーキテクチャー・デパートメント
エイチアンドエイ
【協力】照明:ジョージ セクストン アソシエイツ
【施工】外装:竹中工務店  内装:高島屋スペースクリエイツ
[商店建築 2004.12掲載]

【関連HP】http://www.vuitton.com/

大阪・西梅田ハービスエントと隣接するヒルトンプラザ ウエストに、旧ヒルトンプラザから移転し、約6倍の増床(現在、関西最大級 1,025u)というスケールアップで新装オープンしたもの。
外装を手がけたのは、2003年にルイ・ヴィトン高知店で高知市都市美デザイン賞を受賞した乾久美子氏である。
外装は3層になっており、1層目には高透過のガラス、2層目には鏡面に磨いたステンレス製の格子があり、その格子はルイ・ヴィトンのロゴマークの「L」「V」と同じ角度(66°)で斜め格子状に組み上げられている。その格子の見込み面には、手前にあるものは一切映り込まず、奥にあるものだけが映り込むようになっており、一番奥3層目の格子より密度がある線のパターンを印刷した壁が、2層目のステンレスに複雑に映り込み、繊細でいて存在感のある立体感を生んでいる。
店内では、中央の吹き抜けに天井高を利用したステンレスメッシュ製のディスプレー・ウォールが配されている。
商品構成としては、大阪・梅田において待望のメンズとレディースのプレタポルテ、シューズ、ウオッチ&ジュエリーが加わり、フルラインが揃った内容となった。

ヒルトンプラザからハービスまでの一連の大型施設がオープンし繋がってより、以前は阪急グループの施設やヨドバシカメラに集中していた人の流れも変わりつつあり、周辺の賑わいもあってか、高級ブランド店ながらに関西では心斎橋店(1998年オープン、当時は日本最大店だった)などと比べると、入りやすく出やすい様子となっているよう感じる。

ルイヴィトン-ヒルトンプラザ1.jpg ルイヴィトン-ヒルトンプラザ2.jpg
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2005年09月29日

ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店

昨日に引き続きで、2店舗目記事は「銀座並木通り店」。

【住所】東京都中央区銀座7-6-1
【TEL】03-3478-2100(カスタマーサービスセンター)
【営業時間】AM11:00〜PM8:00(日は PM7:00まで)

【開店】2004.09.03 <内外装 全面改装>
【経営者】LVJグループ梶@ルイ・ヴィトン ジャパン カンパニー 泰 郷次郎
【設計】建築:青木 淳建築設計事務所  清水建設
 内装:ルイ・ヴィトン マルティエ アーキテクチャー・デパートメント
エイチアンドエイ
【協力】照明:ジョージ セクストン アソシエイツ
【施工】建築:清水建設  内装:高島屋スペースクリエイツ
[商店建築 2004.12掲載]

【関連HP】http://www.vuitton.com/

日本のルイ・ヴィトン ブティックとして、最初(1981.09オープン)の直営店である「銀座並木通り店」のリニューアル。当初は地下1階、地上7階のビルの1階のみの展開だったものを、1996年から段階的に増床。2004年9月3日リニューアルオープン前の改装により、すべての階を使用した大型店(総延べ床面積1,597u)となった。歴史ある直営店ということを踏まえつつ、時代とともに大きな変容を遂げた並木通りに適応したデザインが求められたものだったという。昨日記事にしたの「六本木ヒルズ店」と同じく、青木 淳氏設計のものの6店舗目となる。青木氏によると、「私のルイ・ヴィトンのファサード作品の集大成」ということだ。

その外装は、ライムストーンに近似させたGRCに、光を透過するマンダレーホワイトという白い大理石をランダムに象嵌したパネルを使用。昼間は遠めには重厚な大きな石の塊ような姿が、夕方からその外壁にちりばめられた大小の四角い大理石の内側に照明が点り、プログラムされた発光パターンで明滅する仕掛けになっており、昼と夜では大きく異なる印象を与え、並木通りの昼夜の表情の違いにも相まっている。この外装は一見したところでは、何階層なのかわからないのも特徴と言えるかもしれない。
内装では、地下1階から2階までの吹き抜けに、浮遊感のある鞄をディスプレイするというニューヨーク店で行った方法を採用。またこの並木通り店で、初めてLEDを使ったモニターも設置された。

松屋銀座店と至近距離にあり、取り扱い商品にもさほど差はないが、国内最大のウォッチ&ジュエリーコーナーをはじめ、トラベル・ラゲージが充実したフロア、スペシャルオーダーのコーナー、5Fの多目的スペース等、ここならではのスペースで構成され、直営店としての歴史が古いだけ古くからの顧客も多く、客層の棲み分けはできているそうだ。

松屋銀座店・表参道店に、六本木ヒルズ店とこの銀座並木通り店、東京の青木 淳のルイ・ヴィトンを比べながら廻ってみるのも楽しいかもしれない。

ルイヴィトン-銀座並木通り1.jpg ルイヴィトン-銀座並木通り2.jpg
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2005年09月28日

ルイ・ヴィトン 六本木ヒルズ店

帝国データバンクが9月14日に発表した2004年度の海外ファッションブランド日本法人の申告所得によれば、主な企業45社の申告所得の合計は前年度比3.0%増の1,258億7,300万円と過去最高を更新したそうだ。なかでも、ルイ・ヴィトンを持つLVJグループは3.1%増の約364億円で、調査結果の残っている1993年度以来、12年連続でトップに輝いている。申告所得額はローソン(約370億円)やイトーヨーカ堂(約337億円)に匹敵しているとのこと。
つまり、それだけ人気も不動のものと言えるだろう。

そんなルイ・ヴィトン。ここ数年、規模も話題性も大型の出店やリニューアルが続いている。そこで、それらのお店について取り上げてみたい。

まずは、2003年オープンの六本木ヒルズ店から。

【住所】東京都港区六本木6-12-3 六本木ヒルズ六本木けやき坂通り
【TEL】03-3478-2100(カスタマーサービスセンター)
【営業時間】AM11:00〜PM9:00(金〜日は PM11:00まで)

【開店】2003.09.05 <新築>
【経営者】LVJグループ ルイ・ヴィトン ジャパン カンパニー 泰 郷次郎
【設計】青木 淳建築設計事務所  スタジオ アウレリオ クレメンティ
    ルイ・ヴィトン マルティエ アーキテクチャー・デパートメント
【実施設計】エイチ アンド エイ
【協力】照明:ジョージ セクストン アソシエイツ
【施工】清水建設
[商店建築 2003.11掲載]

【関連HP】http://www.vuitton.com/

六本木ヒルズの六本木けやき坂通りのほぼ中央、六本木ヒルズアリーナの正面に位置する立地にそこはある。
設計に携わった青木 淳氏とルイ・ヴィトン マルティエ アーキテクチャー・デパートメントのエリック・カールソン氏は、過去にも名古屋店・松屋銀座店・表参道店を手掛けた実績があり、そこにアウレリオ・クレメンティ氏が加わったということだ。
青木 淳氏のルイ・ヴィトンはその後、ニューヨークにおける新しいフラッグシップショップ「LOUIS VUITTON 1 EAST 57TH」や、日本においては最初(1981.09オープン)の直営店である銀座並木通り店のリニューアル(2004.0903オープン)へと続いていく。

六本木ヒルズ店で、デザイン全体を通じてモチーフとなっているのは直径10cmの円であり、ファサードでは直径10cm・長さ30cmのガラスチューブ、内部ではステンレス製リングを二重に合わせたメッシュがパーティション・壁面・天井で使われている。
ファサードのガラスチューブは約3万個並べられており、幅36m・高さ12.5mの巨大スクリーンを構成している。外から見る位置や光の具合で、ルイ・ヴィトンのマークであるフラワー型やダイヤ型にも見えるよう仕掛けが施されている。

内外でこの直径10cmというひとつの小さな単位がこだわりぬいて繰り返され、大きな単位の要素を創り上げていく。そしてそこには、ルイ・ヴィトンの世界的ブランドとしての誇りあるこだわりが重なって感じられ、無限のスケール感を醸し出している。

ルイヴィトン-六本木ヒルズ1.jpg ルイヴィトン-六本木ヒルズ2.jpg
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2005年09月13日

アルマーニ 2007年銀座進出

イタリア高級ブランドのアルマーニ・グループが、2007年半ばに東京・銀座にフラッグシップショップを出店するという(9月1日発表)。現在、東京都千代田区三番町にある日本法人ジョルジオ アルマーニ ジャパン鰍フ本社機能も移すとのことだ。
出店予定地は、銀座5丁目の晴海通り沿い。アクセサリーラインの拡大も狙っているらしい。

アルマーニ・グループは日本国内で、「ジョルジオ アルマーニ」 「エンポリオ アルマーニ」 「アルマーニ コレツィオーニ」 「アルマーニ ジーンズ」といったブランドと「ファクトリーストア」の33店舗(2005年4月時点)を全国展開しているが、銀座には出店していなかった。ブランドショップひしめく銀座に、アルマーニがなかったということを、この発表で知って少々驚いた。

計画は、地下2階・地上12階のビルで、延べ床面積にして約8,000uの13フロアを占有する。銀座に進出している海外有名ブランドショップとしては、最大規模になるということだ。創始者でデザイナーのジョルジオ・アルマーニ氏は「銀座は世界で最も活気があり将来性に富んだ場所だ」と述べている。

2001年秋にオープンした「エンポリオ アルマーニ青山店」は、ジョルジオ・アルマーニ氏本人のディレクションで、ミラノの「エンポリオ アルマーニ」ショップのイメージを踏襲したものであった。今回の銀座はフラッグシップショップとして、アルマーニ・グループにとって更に力の見せ所といえる。

ブラックやミッドナイト・ブルーといったダークな色使いで、シンプルにしてシックなアルマーニ。贅沢な素材で美しいシルエットを創りだしながら、着心地の良さを追求してきたブランドを、いかに“魅せる”舞台装置となるショップを登場させるか、今から楽しみである。

【アルマーニ公式サイト】http://www.giorgioarmani.com/index.html
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2005年09月12日

プラダ ブティック 青山店

【住所】東京都港区南青山5-2-6
【TEL】0120-559-914(カスタマーサービス)
【営業時間】AM11:00〜PM8:00 不定休

【開店】2003.06.07 <新築>
【経営者】プラダ ジャパン
【設計】ヘルツォーク&ド・ムーロン
【施工】竹中工務店
[商店建築 2003.08掲載]

【関連HP】http://www.prada.com/
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/REPORT/SW/prada_aoym/

建築としても、ヘルツォーク&ド・ムーロンの代表作のひとつと言えるであろう、地上7階、地下2階からなる巨大ブティック。投資力のある外資ブランドが日本の購買力に目をつけ、マーケット上、効率的な立地に次々とフラッグシップショップを構え、そのブランドステータスを示すため、著名な建築家とコラボレートにあたっている近年の東京銀座・青山・表参道。そのひとつでもあり、また、プラダにとっては、レム・コールハース率いるOMAにリテールストアに関するリサーチを依頼したことから始まった「エピセンターストア・プログラム」(”エピセンター”とは震源地を意味する)の、NYソーホー店に続く2店舗目となるものである。

外観を印象づける凹凸の複層ガラスは、まるでレンズのように焦点を持ち、「内と外とのアトラクティブな交流」(ド・ムーロン)を意図しているという。グラスファイバー製の低く一定の高さで揃えられたディスプレイテーブルや、特許を取ったという光ファイバー照明など、インテリアはすべてこの店専用に開発された什器が並んでおり、「エピセンター」としての力の入れようを物語っている。

以前この近辺を訪れた時に乗ったタクシーでも、プラダオープンの時は渋滞して、もう大変でした。高級車が、ずらっと並んでましたよ。”と、運転手さんの話の種にもなっていたことが、その華々しいデビュー時を想像させる印象に残っている。

プラダ青山1.jpg プラダ青山2.jpg
posted by Rin at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 物販>ファッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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