2005年10月15日

森井良幸氏 cafe co.の「SHUHARI」

間宮吉彦氏デザインの眼鏡ショップに続いては、森井良幸氏のcafe co.に関したことを記事にしてみたいと思う。最近話題の作品でわたしも訪れたことのあるようなお店をご紹介しようかとも思ったが、やはり森井氏のデザインについて記事にするからには、その始まりと言えるCAFEの、その現在の形「SHUHARI」なしでは、わたしには書けないような気がした。

◆ SHUHARI ◆
【住所】大阪府大阪市西区南堀江2-9-10 堀江グリーンビル1F
【TEL】06-6578-1022
【営業時間】AM11:30〜PM11:00
(土日祝 PM0:00〜PM11:00)<無休>

【関連HP】http://www.shuhari-de-eat.com/

「SHUHARI」とは、千利休の道歌から生まれた言葉‘守・破・離’からとった名前だそうだ。
― 伝統を守って、工夫を加えることでそれを破り、離れて新たに創造する ―、そんな、物事を学び極める極意をこのお店の名前に選んだのには、そのデザインにとどまらず、おそらくは日々そこで働くスタッフの心構えといったものにもされてこられたのではないだろうかと感じた。
そしてこの名前の‘守・破・離’の精神は、森井氏が現在のお仕事であるデザイン世界で、独立し進んでこられた原点でもあるような気がしてならない。

「SHUHARI」は、その前身であったCAFEから、単なるカフェではないイタリアンベースのカジュアルレストランとして変身し、現在も南堀江で街の人々に愛される存在となっている。
白が基調となったリゾート地のイメージを思わせるそのデザインは、カジュアルで親しみある普段着感覚がよく似合うが、出てくるお料理やデザートは、正装した装いにも似合うほど器の上でデザインされている。無農薬で育てられた契約農家からの新鮮な野菜と、市場で毎日選ばれて仕入れられている新鮮な食材で、その創作イタリアンは極められている。
デザートの飾りつけも、どこかの有名ホテルで出されたとしてもおかしくないようなこだわりようだ。カプチーノのふわふわの泡、シナモンの香りは、心地よくリラックスさせてくれる。

テラス席ではペット(犬)も同伴が可能だそうで、このお店の近くにある堀江動物医療センターの混み具合などからみても、周辺の犬の飼い主達には喜ばれているにちがいない。


「cafe co. ―complete works」という本がある。作品集であるその本の冒頭‘cafe co.とは’の文章の中で、森井氏は『デザイナーとはその人の生き方だ』と語っておられる。この氏が書かれた文章は、cafe co.への心意とデザインに対する想いをわかりやすく語っているよう思う。
大阪デザイナーズウィーク・フォーラムの壇上でお見かけした森井氏は、少しシャイな方のような気がしたのだが、内に秘めた熱い情熱とご自分の道を突き進んでこられた方の自信が、ここから伝わってくる。

SHUHARI1.jpg SHUHARI2.jpg 
(写真としては朝方の方が、きっと素敵だと思う。(わたしの撮影の腕前は別にして・・・))
posted by Rin at 09:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 飲食>洋食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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