2007年06月17日

外部と接する地下

外部と接する地下1.jpg

外部と接する地下2.jpg外の空気、光、風、雨、天気の変化、季節の移り変わり、ごく普通に存在している空気。

それらが遮断されたところから見てみると、求めたくなる光の存在がとても美しいと感じられるように思います。



大型商業施設のモールなど、天候に左右されることがネックになることを考慮せざるを得ないものですが、雨風をしのぎ、空調管理がなされ、それでもトップライト(天窓)がとてもうまくなされているところだと、なんだかとても気持ちよく思えることも外せない要素にもなってくるかもしれませんね。
まだ、そういう点ではあまりうまくないなぁと思うモールが多いですから。
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2007年06月10日

デジタル変換

UA-1EX.jpg

ちょっと音楽なお話。

世の中にCDが出回ってからの長年、カセットテープに貯めてきた音楽を、さてどうしていこうかと思案しつつ、カセットはカセットで大事にしてきていました。
1本のカセットテープに、自分のお気に入りの曲ばかり集めたベスト・アルバムみたいなものをたくさーん作っていましたので、それはその頃の思い出も重なってくる音楽だったりで、アナログな音をアナログなまま大切にもしていました。(レコードも、これまた、別格で大切にしていたりするかもしれません。)

で・・・、ここにきて、今頃とは遅いなと思われるかもしれませんが、そのカセットの音をデジタル化することも本格的にやっておこう!と。
自宅のパソコン環境が、ここ1年くらいでそれに十分対応しきれるようになったというのもあります。(Windows利用者にとっては、今、過渡期じゃないかな。メモリーやらをハイスペックにしたXPは、使い勝手が旬な時期でもあるかも。)
そして買ったのが、写真のUSBオーディオ・インターフェース「UA-1EX」です。ローランドから出ています。
環境が整うと同時に、MP3プレーヤーで思い出の音楽を楽しみたいなと思う気持ちの度合いが強くなってきて、けれどまた改めてCDからMP3化するのもな・・・と思ったら、コレを使うことに辿り着いたというわけです。

なかなかの優れものです。もし、同じようにこれからカセットテープやレコードの音をデジタル化しようと考えている方や、ギターなどのご自分の演奏を手軽にデータとして保存しておきたいとか考えている方で、多少、音楽にこだわる方がいらしたらお勧めです。1万円ほどしますが、それなりのことが確実にできます。
いろんな方法を比較検討しましたけれど、ついてくるソフトが優れもので、WAVEからMP3に変換しなくてもダイレクトにMP3にできますし、音の波形を簡単に編集できてしまいます。例えば、曲の最後をフェードアウトさせたいものなんかも簡単に編集できちゃう。
肝心の音質ですが、CDをMP3にした時のようなクリアさはありませんが、カセットテープ側の痛みさえなければ、カセットテープを聴いていた時の音質からは、ほとんど遜色なく(デジタル化する時点で、当然アナログの音域より狭まるわけですが、)MP3プレーヤーでも楽しめる音質です。

時間のある時に、ちょっとづつ変換しておこうかなと。あと、そのうちお手軽価格の電子ピアノを買って(アップライトのピアノはあるのですが、)夜でも趣味としてのピアノを復活できるようにしようかな・・・とも考えたりなので、演奏を編集することなんかも考えてみたりしながらの作業は楽しいものです。


あっ、全くの余談ですが、写真に写っているデスク、このブログとかもその上で書いていたりするデスクですが、小学校1年生から使い続けている「くろがねの学習机」だったりです。
今でも十分、現役でがんばってくれています。
posted by Rin at 21:47| Comment(4) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

未来のために

日本のファッション、モードの世界を牽引されてこられた三宅一生氏。
東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTの企画・運営を財団法人三宅一生デザイン文化財団が担当するなどでも、ファッション界のリーダーとしてだけではないメディアへの発信をされるようになってこられているように思います。
デザイン界全体を見渡された、そんな取り組みがこれからますます増えていかれるのかもしれません。
グラフィックを専門とされるデザイナーにショップデザインを依頼されたり、プロダクトを専門とされるデザイナーと共に新たなイッセイミアケのプロダクトブランドを創られたり、自らの仕事との関わりにおいても、意識的に分野の壁を越えて創作していくという、人の活用を試みておられるようにも思います。

その試みには、日本のファッションブランドを取り巻く環境の変化への、試行錯誤もあるのかもしれません。パリコレなどに展開されるモード系に対し、東京ガールズコレクションなどのリアルクローズのファッションフェスタの台頭。これが一過性のものではなく今後の日本のファッション界の命運を握るものとなるのかは、まだ見えてこないように感じますが、その影響も少なからずあるようにも思います。流行と需要の波や繰り返しの多いファッションの世界は、変化というものにより敏感なのかもしれません。

変化への対応が試される世情。
そんな時代の流れを、重鎮世代の方が乗り越えていくための試みをされていく。それは若い世代へとこれからの時代が引き継がれていくためにも、とても重要なことでもあるように思います。21_21 DESIGN SIGHTを今後どう展開されていられるかということにも、繋がっていくのかもしれません。

ELTTOB_TEP.jpg

写真は、大阪の心斎橋・南船場に4月20日オープンした三宅一生氏プロデュースのショップ「ELTTOB TEP」です。入口に置かれたショップロゴ入りの三輪車が印象的です。ショップデザインをグラフィックデザイナーである佐藤 卓氏が手がけられています。内装の様子は公式HPに詳しく出ていますので、そちらをご覧ください。
(→http://www.isseymiyake.co.jp/ELTTOB_TEP/space/
佐藤 卓氏といえば、21_21のロゴを手がけられていますね。今年秋から冬に行われる21_21の企画展も、佐藤氏のディレクションで行われます。
余談ですが、元々、グラフィックを専門とされてこられ、そこからアートディレクターとして分野を超えて発想の世界を広げられて成功される方、他の分野以上に多いように思います。
3次元での物質的・技術的情報や知識に縛られない発想を、2次元上の3次元が可能にしてしまうのかもしれません。
アートディレクターという分野、あらゆる分野で活躍が期待されるところかもしれませんが、21_21などの企画展においても、他者をディレクションしコンセプト通りの展覧の意味をまとめ上げるために、その経験が活かされることも期待されるところです。


3日の日曜日にNHK教育TVで放送されていた特番の最後にあった、三宅一生氏の“未来のデザイン”へ向けた思い。

『私たちは、単に産業のためだけにデザインを考えてはならない。人間が今、いかに生きるべきかという根源の問いを、デザインで考えることが重要だ。』

とても意義深く、意味深いメッセージだと思います。
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2007年05月27日

光と影、そして風

ヨドコウ迎賓館.jpg

芦屋の山手にあるヨドコウ迎賓館を初めて訪れたのも、緑の美しい5月の晴れた日のことでした。もう10年以上前のことです。

静かな室内、光と影、そして小窓から吹き抜けていくそよ風を、頬にかすかに感じられる。緑に囲まれた環境の中、その自然と一体化する静かなひとときが、今も変わらずに存在していました。

フランク・ロイド・ライトの建築に心惹かれた空気感が、そこにはあります。
posted by Rin at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月26日

かたちが心をつかむ

“心をつかむ”ということについて、最近考えます。

心という、一見、姿なきものを引き寄せるためには、どうすればよいのか。
誠意には誠意、以心伝心、そんな心と心の結びつきのような、はっきり目に見えるかたちとは違う世界で成り立つこともありますが、それに至るまでの段階では、見えるかたちがあって心が動かされる。
見えないものを動かすのは、見えるかたちあるものであるということ。改めて考えてみると、行動するということの意味にまでたどり着くように思います。
どういうかたちであれ、“具体性”の必要性を感じます。

夫婦間や恋人同士の話にもありがちなことですが、“ありがとう”と思ってはいても、それを言葉にしなければ伝わらない。

どんなに熱意をもってプレゼンしても、その内容の結果が具体的にイメージできないものであれば通らない。

心をつかむデザインというものも、“具体性”の塊かもしれません。“漠然となんとなくそうなった”で、成り立つなんてことはほとんどないのです。
posted by Rin at 12:34| Comment(2) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月13日

そのままに

東京駅-新丸ビル7Fより.jpg

変わってほしくないと思うものは、時を経てもなお、
古びたという感じはしないのかもしれません。
むしろ心の琴線に触れ、郷愁を呼び覚ますような感じ。

新丸ビル7Fから眺める東京駅。





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2007年05月12日

気品

上品さを表す言葉も色々ありますが、本物の“品”は、心に宿り、かたちを成すように思います。
例えば、どんなに品あるものだと言われるものでその身を飾っても、包み隠された中に品位ある心を身につけていなければなんにもならない。
それは、透けて見えてしまうものなのだと思います。

人の行動の“品”について考える時よく思い出すことに、太宰 治の「斜陽」に出てくる没落貴族である主人公の母の言動が描かれている中での、“おむすびがおいしいのは、人間の指で握りしめて作るから”と当時の上流階級の作法では考えられない手で食べることを何気なく行っても品があるというくだりがあります。
育ちからくるものだと言ってしまえばそこまでですが、これも同じような育ちなら誰でもできるというものではなく、おおらかに、それでいて気高く、美しく磨かれた心、精神が外に滲み出てのことだということを、作品を通しても感じるものです。
そういえば、「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラの母も、娘であるスカーレットがあこがれる貴婦人です。明日は母の日だということもあって、つながって思い出します。

自我に邪念・邪推、いろいろなものがあって、わたしも本物にはあこがれどもほど遠く・・・。


デザインにおける“品”も、どのような意味を持たせようとした心が注がれて、たどり着いたかたちなのかによっても変わるような気がします。
そうして出来上がったデザインを、どのように使われるようにしていくのか、どのように使うのか、そんな心のあり様がかたちの“品”をも左右していくのかもしれませんね。
posted by Rin at 16:00| Comment(4) | TrackBack(1) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月06日

進化するディテール

新国立美術館.jpg

六本木を散策しながら新国立美術館へと近づいていった時、表参道の日本看護協会ビルを思い出していました。
印象に残るディテールは、細部から全体を変化させていくだけの構想を広がらせるのかもしれませんね。
黒川紀章デザイン。

日本看護協会ビル.jpg
posted by Rin at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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