それでいて、続けるためのモチベーションも保てなければならない。盛り上げつつ、盛り上げるだけではいけない部分、その状況判断はなんらかの形でプロジェクトに関わる人に必要なことでしょう。
プロジェクトにも様々なものがありますが、世の中に前もって大きく宣伝して始めるもの、そうはせず、はじめてから軌道修正をできるようにしておくもの、そのプロジェクトの目的によって方法も色々です。
その方向性を、プロジェクトを進める核となっている人々が理解していれば、慌てることなく対処が可能です。
それが企業のプロジェクトであれば、その企業の方向性を信じて集まる人もあるでしょうし、人が中心であれば、人の考え方を信頼して集まる。
企業や人は信頼していても、考え方や立場によりそのプロジェクトには一致できないものがあって、参加を見送る人があることもごく自然なことだと思います。
自分が何かのプロジェクトに参加する時は、その関わり方にもよりますが、方向性や展開の仕方をある程度予測して判断します。軌道修正の可能でないものに参加するようなことは最初からしないでしょうし、プロジェクトの中心となる企業や人の意図をある程度探って、見抜くこともできる自信は多少なりとも持っているつもりです。かといって、それが間違っているとなった時には、自分自身も軌道修正を図ります。大人の仕事の集まりとは、プロジェクトへの信頼に基づいての、そういう自己責任も問われるものでもあるだろうと思います。
これ、最近あった超身近な実際の仕事に関わることとは、全く無関係なことで書いています。(誤解も招きかねないので、書いておきます。)
でもまぁ、何かをはじめようとする時には、最初の最初からうまくいくなんて思わない余裕、建築などで隙間として表現される“遊び”の部分は必要ですね。
自戒もこめて、思います。
【関連する記事】